市場全体の PER
全上場銘柄の時価総額合計 ÷ 直近本決算の純利益合計(月末)。 破線は中央値、点線は四分位。2009〜2010年は企業全体が赤字で線が切れる。
個別銘柄の PER を平均するのではなく、市場全体をひとつの会社と見なして 時価総額を利益で割る。この方法だと赤字企業も自動的に織り込まれる ── そして2009年から2010年にかけて、日本の上場企業は合計で赤字だった。 線が切れているのはそのためで、「PER が高すぎた」のではなく 「分母が消えた」のである。平常時のレンジは中央値 17.6 倍を挟んで おおむね 13〜25 倍。平均が 32 倍と高く出るのは、この赤字期の直後に 利益が正常化する過程で一時的に極端な値が並ぶためで、 平均ではなく中央値と四分位で読むべき指標である。
データと出所
出所:日本取引所グループ(J-Quants)。分子は「終値 × 時点発行済株式数」の合計、 分母は doctype が本決算(FY)の開示のうち各時点で最新のものの純利益の合計。 四半期を継ぎ足した TTM ではないため最大1年古い値を含みますが、 そのぶん定義が明確で遡及計算しても同じ値になります。ETF・REIT を除く普通株のみ。
GET https://jpxhistory.com/api/v1/market-per-history.json —
元データ(JSON)。
CC BY 4.0。最終更新 2026-08-11T12:49:17Z。
よくある質問
いまの日本株の PER はどれくらいですか?
直近の月末で約 19.9 倍。2008年以降の分布では 71 パーセンタイルにあたります。
なぜ2009〜2010年のあたりで線が切れているのですか?
上場企業の純利益の合計がマイナスだったためです。PER が定義できないので 線を繋がずに切ってあります。
日経平均の PER とは違いますか?
違います。これは全上場銘柄の集計で、日経225 構成銘柄の加重平均ではありません。 日経の公式 PER は日経の有償データに含まれます。